今年度のスケジュールをご案内します。
過去の年度の講座、セミナー、イベントのスケジュール及び、内容は「過去の催しもの」ページからご確認ください。
学修教科「儀礼文化講座」スケジュール
「儀礼文化講座」は、儀礼文化を体系的に学習するために、生涯学習講座カリキュラムに基づいて開講します。本講座は本科学修教科の各単元課目を学びます。
●時 間:専門講座 14 : 00 ~ 16 : 00 (120 分)
●会 場:儀礼文化学会研修室(東京都新宿区)
※第3回は明治記念館、第5回は國學院大學院友会館にて開催します。
受講される方にはご案内をお送りします。
●受講料:会員の受講料は次の通りです。
全8回/ 16,000 円……初回開催講座時(5月14日)にご納金いただきます。
単 科/ 2,600 円……ご希望の講座のみ受講される方は当日徴収させていただきます。
※講座によって、教材費を別途徴収させていただく場合があります。
NO | 開催期間 | 単元科目 | 講座名 | 内容 | 講師 |
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1 | 5月14日(日) | 【こころの文化】 仏教 | 谷中天王寺の歴史と文化 | 谷中天王寺は鎌倉期に日蓮上人の弟子によって創建され、のち天台宗に改められた。 毘沙門天、宮くじ、改宗、五重塔、 彰義隊の戟火など、その多彩な歴史と文化について検討します。 | 天王寺住職 末廣照純 |
2 | 6月11日(日) | 【美の文化】 華道 | 東池坊について | 東池坊は明治 40年に創流された流派です。 現在では茶道と茶花とを含めて伝承と普及に努めています。この度は当流の歴史と花型の説明、そして作品をいくつか紹介させて頂きます。 | 茶道宗偏流正伝庵家元 一般社団法人東池坊 家元後継 岩田宗琺 |
3 | 7月9日(日) ※明治記念館で開催 | 【美の文化】 礼法 | 小笠原流弓馬術礼法について | 小笠原流は礼法・弓術・弓馬術の総称です。具体的にどういうものかを映像により紹介し、後半では伝承の紐結び、織り方を実際に体験して頂きます。 | 弓馬術礼法 小笠原教場宗家 小笠原清忠 |
4 | 9月10日(日) | 【くらしの文化】 くらしの民俗 | 水と火をめぐる祈り・祭り | 日々のくらしに欠かすことのできない水と火について、 日本列島の民俗文化における祈り・まつりという観点から考察します。 くらしの民俗のなかで水と火の位置づけを探ってみましょう。 | 多摩美術大学 非常勤講師 澤井真代 |
5 | 10月8日(日) ※國學院大學院友会館で開催 | 【こころの文化】 神道 | やまとごころ―「朝日ににほふ山桜花」― | 本居宣長が 61歳の時の自画像に記した歌「敷島のやまとごころを人問はば朝日ににほふ山桜花」を通して、 彼のいう「やまとごころ」について考えてみたいと思います。 | 國學院大學教授 西岡和彦 |
6 | 11月19日(日) | 【こころの文化】 書道 | 世尊寺家の入木道故実 | 三蹟の一人・藤原行成を祖とする世尊寺家は、 代々朝廷の書き役を務めた能書の家として知られます。同家に伝わる入木道 (書道)の故実を紐解きながら中世における能書の実像に迫りたい。 | 國學院大學准教授 橋本貴朗 |
7 | 2月11日(日) | 【美の文化】 古典芸能 | 「桜」でつなぐ古典芸能の世界 | 「桜」を題材にした古典芸能をジャンル横断的に取り上げ、多様な表現に触れます。また、楽器の原材料としての「桜」も紹介し、「桜」が繋ぐ古典芸能の世界を広げます。 | 東京文化財研究所 無形文化財研究室長 前原恵美 |
8 | 3月10日(日) | 【通史】儀礼文化史 | 日本の海外交流と伝統文化の形成 | 端午や盆行事等の年中行事、茶・ 花・香等の芸道文化は、古代以来の中国大陸との交流を通じて、日本独自の文化として形成されたものが少なくない。これら日本の伝統文化の形成の歴史について、東アジアのなかでの日本と外国との交流を辿りつつ考察します。 | 国立歴史民俗博物館 教授 松尾恒一 |
実修教科「儀礼文化セミナー」スケジュール
「儀礼文化セミナー」は、生涯学習講座カリキュラムの本科実修教科の各単元課目を学びます。見学会や体験学習などを行いますので会場は毎回変わります。開催時期も各セミナーで異なりますのでご注意ください。
セミナーにお申込みをされた方は参加登録をいたしておりますので、キャンセルにつきましては事務局に必ずご連絡をお願いいたします。
NO | 開催期間 | 単元科目 | 内容 | 詳細 | 講師 | 会場 | 定員・参加費・ 備考 |
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1 | 5月27日(土) | 【こころの文化】 神道 | 明治神宮正式参拝・ミュージアム見学 | 明治神宮を正式参拝した後、明治神宮ミュージアムにて企画展「寿ぐ美―吉祥の意匠をとおして―」の展示を鑑賞します。 | 明治神宮 | 30名 参加費2,300円 | |
2 | 6月25日(日) 定期大会として開催 | 【美の文化】 雅楽・ 舞楽 | 雅楽鑑賞 | 定期大会の催しものとして、代々木雅楽会の演奏を鑑賞します。 | 代々木雅楽会 | 明治記念館 (港区元赤坂) | 参加費5,000 円 |
3 | 9月17日(日) | 【美の文化】 古典遊戯 | 投扇興 | 桐箱の上の「蝶」と呼ばれる的に向かって扇を投げ、その形によって得点を競う伝統的な遊びを学びます。 | 其扇流・東都浅草投扇興保存振興会 | 明治記念館 (港区元赤坂) | 30名 参加費3,800円 |
4 | 10月15日(日) | 【美の文化】 民俗芸能 | 三匹獅子舞探訪 | 東日本に数多く見られる「三匹獅子舞」は、ユネスコ無形文化遺産にも選ばれた風流踊系の獅子舞です。今回は埼玉県でこの三匹獅子舞を鑑賞します。 | 東京文化財 研究所 無形民俗 文化財研究 室長 久保田裕道 | 埼玉県 ※ 詳細は決定次第お知らせします。 | 20名程度 参加費1,300円 |
5 | 11月12日(日) | 【美の文化】 茶道 | 綺麗さびの 茶道・炉開き点法 | 11月は茶道の世界では開炉の季節にあたります。春に閉じた炉を再び使用する際には特別な炉開きの点法を行います。今回は皆様の前でその炭点法をご披露致します。 | 遠州茶道宗家 十三世家元 小堀宗実 | 遠州茶道宗家 研修道場 | 30名 参加費5,300円 |
大会スケジュール
■「定期大会」(旧春季大会)
◎開催日時 6月25日(日)
◎会 場 明治記念館
◎催 し 代々木雅楽会による雅楽・舞楽を鑑賞
■関西支部「秋季学術大会」
12月に松尾大社(京都市)で開催の予定です。関西地区の会員はもとより、ご興味ある皆さまのご参加をお待ちしております。詳細につきましては、決まり次第お伝え致します。
◎開催日時 12月9日(土)
◎会 場 松尾大社
京都市西京区嵐山宮町3
※阪急電鉄嵐山線「松尾大社」駅下車
徒歩3分
儀礼文化研究会 令和5年度スケジュール
◎会 場 儀礼文化学会研修室/オンライン
対面での開催ですが、Zoomによるご参加もできます。
Zoomでの参加希望の方は前もって事務局までメールにてお申し込みください。
◎参加費 300円(当日徴収・オンラインは無料)
■第1回 7月8日(土)13:30~17:30
①「台湾南部台南地域で行われる關燈科儀の初歩的考察」
富田綾美(國學院大學大学院博士前期課程)
②「三峯神社本殿・拝殿の社殿構造と祭儀
―享保期の修復再建に伴う建築の規模・意匠と儀礼構造の変化―」
川田大晶(國學院大學大学院博士後期課程)
■第2回 9月16日(土)13:30~17:30
①「島根県浜田地域における石見神楽社中による神社祭典の奏楽と神楽奏楽の関係性」
安西生世(國學院大學大学院博士後期課程)
②「千葉県鴨川弁天島に関わる信仰伝承」
宇田哲雄(総合研究大学院大学研究生)