儀礼文化講座

「儀礼文化講座」は、儀礼文化を体系的に学習するために、生涯学習講座カリキュラムに基づいて開講します。本講座は本科学修教科の各単元課目を学びます。

時 間専門講座 14:00~16:00(120分)
会 場儀礼文化学会研修室
※ただし、第3回・第5回の講座開催会場は明治記念館(東京都港区)、第6回は國學院大學院友会館(東京都渋谷区)です。受講される方にはご案内ハガキをお送りします。
受講料全7回/14、000円(初回開催時にご納金いただきます)全6回/12、000円
1年分を前納されている方には、中止になった回数分の返金をさせていただきます。単科/2、600円(ご希望の講座のみ受講される方は当日受講料をいただきます)
※講座によっては教材費を別途徴収させて頂く場合がございます。
NO期日内容講師
15月9日(日)【儀礼文化論】 民俗芸能のカタとカタチ
民俗芸能には、さまざまなカタがある。まずどのようにカタをみればよいのか。そしてカタの組合せが、どのように神幸や地域性や美を表現しているのか考える。
東京文化財研究所
無形民俗文化財研究室
室長 久保田裕道
26月6日(日)【煎 茶】 小川流煎茶の趣
江戸後期にはじまり京都で二百年以上続く小川流の「滴々のお茶」の発祥秘話や、明治期における意外な人物との関わり、そして流派独自となる文雅な趣などについてお話をする。
小川流煎茶
宗家 小川後楽
39月12日(日)【料 理】 明治宮廷料理から現在の西洋料理について
明治時代に明治記念館本館(旧赤坂仮皇居御会食所)にて催された、諸外国の皇族・大使・公使を招いた宴席での料理から、現在明治記念館で提供されている西洋料理について解説する。
会場:明治記念館
(株)明治記念館調理室
統括総料理長
青柳義幸
410月17日(日)【神 道】 神社とマチ文化―秩父神社の場合
講座の前半は平成21年度に秩父市が制作したDVD「秩父祭の屋台行事と神楽」(60分)を上映し、後半は史料「秩父領百姓年中業覚」(宝永6)を紹介して秩父夜祭を支えてきた住民の生活習俗に言及したい。
秩父神社
宮司 薗田 稔
511月14日(日)【香 道】 組香を楽しむ
聞香の三大形式である「名香会」「炷合香(炷継香)」「組香」及び他の聞香形態にふれてみる。次いで伝来の作法に則り、乱箱による「組香」手前を行い、聞香の体験を願う。
会場:明治記念館
志野流香道
家元 蜂谷宗玄
62月13日(日)【道 教】 道教の三魂七魄説について
道教には、陽のたましいである魂が三つあり、陰のたましいである魄が七つあるという説が見られる。この三魂七魄説をめぐって、霊魂観・身体観・儀礼・修行法などについて考えてみたい。
会場:國學院大學院友会館
國學院大學
教授 浅野春二
73月13日(日)【諸宗教】 社会と宗教「一年の生活、一生の生活を支える諸宗教」
日本人にとって仏教やキリスト教などは、外国起源の宗教である。それらの伝来以前からの、日本列島で暮らした人々の生活と信仰を考えつつ、日本人の祈りとして大きな役割を果たすようになった宗教の役割について考える。
国立歴史民俗博物館
教授 松尾恒一

儀礼文化セミナー

「儀礼文化セミナー」は、生涯学習講座カリキュラムの本科実修教科の各単元課目を学びます。各分野の専門家のレクチャーのもと、神社仏閣、教場、博物館、劇場などを見学したり、祭礼や行事に参加していただき、その体験・経験を通して学びます。
※諸事情により日程・内容などが変更になる場合があります。
※各回の詳細は「儀礼文化ニュース」および当ウエブサイト(www.girei.jp)にてご確認ください。
昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の関係で、延期もしくは中止となる可能性があります。

NO期日単元科目内容会場定員費用
110月30日(土)フラワーデザインクリスマス~聖夜にまつわる花文化
花や植物の歴史・文化を伝える川崎景介の「考花学」を軸とし、クリスマスという西洋最大の慶事を紐解く。映像を交えてフローラルアートの軌跡をたどり、マミフラワーデザインスクール本部講師ミニデモンストレーションもお楽しみいただく。
講師:川崎景介他デザイナー
マミフラワーデザインスクール教室
(東京都大田区)
30名3,300円
21月23日(日)文楽・歌舞伎初春歌舞伎
演目未定
国立劇場
(東京都千代田区)
30名未定

3

2月20日(日)
生活工芸人形製作と現代の雛人形
木目込み人形の歴史、昨今の節句人形を実物と製作方法の実演を交えながらの話、簡単な体験もする。
講師:日本人形協会会長・(株)真多呂人形代表取締役 金林健史
日本人形協会
(東京都台東区)
30名3,800円

大会など

儀礼文化学会学会春季大会(中止)

 儀礼文化学会春季大会は新型コロナウィルス感染症の状況を鑑みつつ決定いたします。
 なお一般社団法人社員による定時社員総会につきましては、7月4日(日)に明治記念館において開催いたしました。

大会次第(中止)

期日中止
会場中止
催し中止
歓宴中止
参加費中止

地方大会

令和3年度は実施いたしません。

生活芸術講座

國學院大學院友会と共催で、「公開講座」として開催い たします。
開催会場は國學院大學院友会館(東京都渋谷区)です。
今年度は儀礼文化講座の第6回「道教の三魂七魄説について」です。

研究科専修ゼミ

儀礼文化学会の専修ゼミはこれまで研究科のみの参加でしたが、令和2年度も、広く一般の会員の方の参加も募集します。都合により変更する場合もあります。

講師倉林正次(國學院大學名誉教授)
開催予定日9月25日(土)「遠忌法要と台子―カネワリ論を学ぶ」
11月27日(土)「儀礼文化の原理」
両日とも、13:00~15:00
参加費3,000 円
別途教材費等、若干
会場儀礼文化学会研修室(事務局2階)

受講者の声

青木伸二郎氏
 新年度より一般会員の方も参加され、愈々賑やかに、楽しい教室になると期待します。講師の倉林先生は、われわれが理解し易いよう、急がず時間をかけ、丁寧に話されます。平安朝の公事、儀式など詳記した『江家次第』に始まり、室町期の『公事根源』、江戸中期の『貞丈雑記』、並行して『後水尾院年中行事』『大臣大饗』等々、多くの歳事儀礼を学びました。二十七年度ゼミに、藤原頼長の『台記』「春日詣」とあり、平安貴族の春日詣での華やかな行列が、どの道筋を辿ったか、興味深いテーマです。多くの新受講者の参加を心から歓迎します。

富山恵美子氏
 儀礼文化学会に御縁を得たのは平成十年。以来四年間の本科課程をどうにか終了して、倉林先生御指導の専修ゼミに入れていただきました。受講して、浅学の私には、ともすれば理解の遅いこともありましたが、すべてが新鮮で興味深い講座でした。古の宮中での行事やしきたり、平安貴族のもてなしの様子など受講しました。ゼミでは『貞丈雑記』を各々がしらべ発表する勉強で、おかげで遠ざかっていた図書館利用が復活しました。新しく始まる本年度からの研究科を期待しております。

門脇悠美子氏
 研究科専修ゼミでは『大臣大饗』等、倉林先生の資料をもとに時間をかけて詳しく講義を受け、大変貴重な話を聞くことができます。 ゼミは『貞丈雑記』を各々担当する項を口語訳にして、深くほり下げる。難解な語句や文章に頭を悩ませながら調べて発表します。 日常では味わえない緊張感もまた良いものです。新年度からの講義、ゼミが楽しみです。受講し知識を得る喜び、学ぶ機会に感謝しています。

関西支部秋季学術大会

本年は、12 月11日(土)に松尾大社(京都市)で開催いたします。関西地区の会員はもとより、ご興味のある皆様方のご参加をお待ち申し上げております。 (関西支部事務局)

日時12月11日(土)
テーマ『未定』
詳細が決まり次第お知らせいたします。
会場松尾大社 参集殿(京都市西京区嵐山宮町三)
※阪急電車嵐山線「松尾大社」駅下車徒歩3分
参加費未定
懇親会未定

儀礼文化研究会

儀礼文化研究会は、儀礼文化に関する様々な分野の研究者が交流できる場として、また、若手研究者の研鑽の場として、学術研究の発表にご活用いただいています。令和2年度も年2回開催の予定です。日程等、詳細が決まり次第、お知らせいたします。事前申し込みは不要です。皆様のご参加をお待ちしております。

令和2年度第1回

日時11月21日(日)
会場オンライン開催
参加費無料(要事前申込:学会事務局へ電子メールで、お名前・ご所属(任意)を明記し、参加希望の旨を記入してご送信ください)
内容未定

令和2年度第2回

日時未定
会場儀礼文化学会研修室
参加費300円(当日徴収します)
内容未定