10月第一土・日・月曜日

鈴なりの提灯が二本松の秋の夜空を彩る

するすると小提灯を伸ばし秋の夜空に遊ばせる

 春夏秋冬季節をとわず、氏神様を迎えて祭りを行う我が国は、各地で様々な祭りを展開している。他国の人々から祭り好きだといわれるが、山あり川あり平野も広く、海岸線も長い我が国の、至る所に人は住み、生活し、長い歴史を重ねてきた。

 地方色豊かな祭りが各地で行われ、日本人の人生に彩りを与えている。人々は集落に氏神様を祭り祈る。

 400年近い伝統があり、日本三大提灯祭りの一つと自慢する二本松提灯祭りは、彫刻屋台からするすると小提灯を伸ばし、秋の夜空に遊ばせる。翌日、自慢の彫刻屋台は、元気な若者たちに引かれ、祭囃子を奏でながら、大通りを練る。

【アクセス】
福島県二本松市本町 二本松神社
JR東北本線 二本松駅下車 徒歩約5分


写真と文章:渡辺 良正


関連リンク
二本松神社 https://nihonmatsu-shrine.com/ 
二本松市の提灯祭り紹介ページ http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/page/dir002875.html
儀礼文化ニュース215号紙面作成にあたっては双松舎・古山幸広氏にご協力いただき、上記祭り紹介ページにある「祭りの模様」ページ内の「太鼓台引き廻し」の写真も掲載させていただきました。